デジタルレントゲンについて
本院ではデジタルレントゲンを採用しています。この方法は従来のレントゲンと比較して以下に示すメリットがあります。
1.画像が鮮明、拡大可能:大きなモニターで見ますので患者さんも一緒に見えます
2.長期保管が画質の低下なく可能:何年も前のものと一瞬で比較可能
3.環境にやさしい:現像廃液とかありません
デジタルレントゲンと従来のレントゲンの比較。
デジタルレントゲン
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従来のレントゲン
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撮影画像はモニター上で見ます
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フィルムで見ます
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現像が不要
長期保管が可能です。保存場所もとりません。
現像の手間はありません。
また、画像はコンピューターのファイルなので、紹介先にメールで送れたりします。
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現像が必要です。
基本的に銀塩フィルムなのでその長所と短所はすべて引き継ぎます。
長期安定性には疑問があります。
現像廃液を考えると環境にはやさしくありません
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被爆量が従来のものに比べ10分の一です。 言い換えると、放射線の照射時間が十分の一なのでぶれの少ないシャープな画像が得られます。 |
デジタルレントゲンに比べると被爆量は多いのですが、レントゲン被爆のページに書いたように問題にはなりません。 むしろ、照射時間が長いので(シャッタースピードが遅いので)画像のシャープがいまいちです。 |
撮影器具はやや高価です |
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口腔内で撮影する場合、どうしてもお口の中に入れる器具(従来のフィルムに相当する)が大きいので撮影が困難な場合があります。 |
フィルムは薄く、弾性もありますので撮影は圧倒的に楽です。特に下の奥歯とかは楽です。 |