根管治療
何らかの原因で、根の先に膿、炎症がたまっています。
1.最初は消炎です。痛みのあるときに何をしてもあまり効果はありません。むしろ逆効果の時もあります。消炎とは? 主に抗生剤を服用して頂き、痛みが収まるのを待ちます。あとは咬合調整です。
2.冠と芯棒を除去します。芯棒があまりに太い場合は外科処置、抜歯もしくはなんとかして除去です。
※消炎が不十分な場合は、抗生剤の種類を変更します。※芯棒を外す場合は歯が割れることがあります。
3.根の中の汚れを拭いて、長さを測って、何回か消毒を行い、最終的な樹脂(一般的にはガッターパーチャー)を詰め込みます。
根管治療とは歯の神経をとる処置です。もしくは根っこの先に膿とかがたまったときに根っこを掃除していく処置です。
現在の日本の保険制度の限界かもしれませんが、診療報酬が行った行為への対価であり、結果への対価で はありません。言い換えると、直ったら治療費発生ということではない….
ちなみに dentist root canal treatmentcost をキーワードにしてインターネットを検索すると次のような一文が発見できました
The cost of a root canal on a molar (backtooth)averages around$800.00 and more if a root canal specialistperforms the procedure.
てきとーに訳すと
根管治療の費用は大体800ドル程度で、もし専門医が行ったらもっと高い。だそうです。えっと日本円で96000円(1ドル=120円)ですか、うわ!たかっ!!3割負担でも 28000円程度ですか。
日本では高くても1万2千円程度ですね、(初診料とか再診料は除 いてますが)多分初診料とか入れても2万円超えないです。患者さんの負担は6000円程度にもならないということですね。
これでは、話にならないです。ということで、根管治療を自費治療として行っている先生も多いと思います。